どのような鉄道車両にも寿命があり、数10年もすると世の中から消えていきます。そして、その車両の写真だけが記録として残ります。
趣味人は日本中、いや世界中、至るところに出かけて写真を撮影しています。かなり珍しい車両であってもネット検索すると写真が見つかるものです。ただし走行写真や形式写真が多く、床下機器などのように車両の一部分だけ切取った写真は比較的少ないように思います。
私が鉄道趣味を始めてから半世紀以上になります。多くの趣味人と同様、車両を撮影してきました。しかし、私の場合は多くの方々と異なり、車両構造を知ることが撮影の主目的でした。そのため走行写真や形式写真は少なく、車両の一部分だけ切り取ったような写真が多くなっています。
今までは「こんな写真公開する意味はなかろう」と思っていたのですが、最近「多くの方々が撮影していないということは逆に希少価値があるかもしれない…」と考えるようになってきました。そもそも私がこの世の中から消えてしまえば、これらの写真も実質的になくなってしまうではありませんか。もったいない。
近年、電子書籍という媒体が一般的になり、地味な内容であっても出版することが容易になりました。
…ということで、始めたのが「さかてつ出版」です。上記趣旨より、どちらかというと「趣味人口があまり多くない分野」が出版対象となっています。「写真集と技術書の間」「趣味と本職の間」という感じです。
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